聖徳太子が山頂の巨岩に爪で十三仏を 刻んだという伝説の山
頂上近くにある巨石
古来、我が国では大きな石や岩などを神に見立てて崇拝する習わしがあった。 岩戸山にはこの様な言い伝えがあった。 「飛鳥時代、(約1300年前)聖徳太子がこの山の南裏に互屋寺を建てられたとき、 同じ山峰の向うの岩戸山に金色の光を発する不思議な岩を見つけられた。 太子はこれは仏のお導きと思われこの岩までたどり着かれ、仏像を彫ろうとされたが、 道具を持ってこなかった。そこで自らの爪で十三体の仏を刻まれた」と言う。 この様な巨岩に仏像を彫刻したものを「摩崖仏」と言い、この十三仏は安土で唯一の 摩崖仏である。 安土町
岩戸山は箕作山の一支峰、遠くからでも巨石が 見える。 国道8号線の西老蘇の信号を南へ曲がり、そのまま直進して進み この写真の山を目指して行く。
入口を探すのに苦労する。 飲み水は絶対に持参すること山頂には何もないので
このような道から始まって
このような道を息が切れるほど登る
やがて巨石が見えてきてほぼ終点
見晴台からの景色は素晴らしい
摩崖仏が見られる
摩崖仏を拡大
巨石の近くに立派な鳥居と狛犬さんあり、どうして運んだのか、車道はないので、車では絶対無理、 鳥居には岩戸山神明と記されている
家のところが見晴台、頂上まで登れる。
見晴台上の頂上から撮影
瓶割山 雪野山
観音寺山(繖山) 麓は石寺で観音正寺がなんとなくわかる