西虎口

安土城跡大手門の西約50mに幅約9mの敵兵侵入に備え侵入を鈍らせるために曲がって出入りする
虎口
(こぐち)と船着き場門跡?の2カ所の問跡を発見した。
(H14年3月14日県教委安土城郭調査研究所発表)

虎口と大手道は入場者の身分等により入口を分けたのではないかとも想定されている。

無防備とも思える直線の大手道だけではなかったことが判明された。

これで安土城内への通路は今まで、南からの
大手道、西からの百々橋口道、東からの搦手道しか
知られていなかったが、更に一つ増えたことになる。


大手道と虎口の位置


大手道方面から見ると正面突き
当たりが
虎口
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西から見ると正面突き当たりが
大手道へ向かう道


発掘は広大に感じられた
正面突き当たりが
虎口
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手前から立札は虎口、門跡
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上の立札は江戸後期以降石垣
下の立札は
築城時石垣



虎口から入ると壁に突き当たり
直角に曲がっている
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畑の所が当時は琵琶湖なので
船着き場も想定される


虎口周辺の城壁の水路


大手道方面からの水路幅1m